もっと仲良くしたい人がいる。仲良くなりたい子がいる。嫌われるよりも好かれたい!
様々な考えと共に、多くの誰かと仲良くしたいものですね。
実は、他人の真似をするだけで好感度があがるのはご存じでしょうか?その仕組みを解説していきたいと思います。
本記事が参考になれば幸いです。
相手の真似をすることで好感度がアップ!
さて『ミラーリング』という効果をご存じでしょうか?ミラーリングというものは、相手に対して自分の好感度を上げる効果になります。
ミラー、つまり相手の動作やしぐさなどを真似ることがこの効果の重要なところです。
人間というのは、自分と似ている人や、自分と同じ価値観を持つ人、同じような行動をする人を自然と好きになっていく生き物なのです。
これは、恋愛においても似た心理効果があります。
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もちろん、だからといってあからさまに真似るような行動は相手におかしい、わざとらしいと思わせることになりますので、好かれたい相手のあくまで自然にさりげなく似た行動・動作をとる必要があります。
そうすることで、相手も自然と自分と似た人間であると認識してくれて好意を得やすくなるのがミラーリングという効果なのです。
そのミラーリング効果、どのように使えばいいの?
では、あからさまに真似るようなことをすればわざとらしいと相手に不快感を逆に与えてしまうことに繋がりかねないこのミラーリング効果ですが、どのように実践していけばいいのでしょうか?
前準備として、相手をよく観察することです。
人の動き方、行動には必ずクセやパターンがあり、それを捉えるのが一番ですが、単純に動作を真似するだけでもミラーリング効果に問題はありません。
たとえば、相手がテーブルの上にあるカップを手に取ったら、数秒おいて自分もカップを取る。相手と同じような姿勢を取る。
その程度でもいいのです。たったそれだけで、相手は親近感を感じて好感度をアップしてくれるのだから難しく考えるようなことではありません。
特に最初から一定の信頼感のある相手であれば、鏡写しのように相手の挙動をさりげなく模写することでより親密になれる可能性が高まるということです。
他にも相手の話し方のトーンやリズム、呼吸を合わせることや、相手があくびをしたらタイミングをずらして自分もあくびをするといった行動をするなど、親近感をおぼえるような似た動作をするだけで仲良くなれる可能性はグンッと上がるのです。
まとめ
さて、真似をすると好かれるという人間の心理についてまとめてみました。
世の中、自然と相手に呼吸や動作を合わせられる人は確かに好かれる傾向にありますし、自分のことしか考えずに他人を気にしないような人はそうそう好かれないということが多いかと思います。
わざとらしくなく、相手の挙動をトレースすることで好感度があがるのですから、意識的に最初は仲良くなりたい相手にやってみてもいいかと思います。
本記事が何らかの参考になるのでしたら幸いです。