「あの夫婦ってよく似ているよねー」といった感じで良くも悪くも似た者同士が不思議とくっつくいて結婚までいく人が非常に多いかと思います。
仮に表向きは似てない人達でも、どこかしらの共通点が必ずあるはずです。
おそらくそうでない夫婦関係、恋人関係は早々に破城してしまう可能性は高いでしょう。そもそも、夫婦どころか恋人にすらなかなかなりえないのかなと思います。
今回はどうして似た者同士のカップルが多いのか、仮にそれが婚活でパートーナーを探すにあたり、どれだけ有用なのかをお話していこうと思います。
本記事が参考になれば幸いです。
人は自分に似ている人を好きになる傾向がある!
改めて、恋人や夫婦は長所や短所、趣味など必ずどこかしら似た部分が必ず存在しています。
考え方が似ている、出身地が同じ、趣味が同じ、食べ物の好みが同じなどです。
たとえば、異性と初対面で話をしていても同郷の出身であることがわかれば、パッと思い浮かぶ光景は同じとなり急に話が盛り上がり安心や馴染みが出てくるのではないでしょうか。
残念ながら同郷出身というだけでは、恋人関係になる互いの情報としてはパンチ力不足であることは否めませんが、その話題をきっかけに互いに共通する部分が出てくると急速に仲が進展して、また話をしたい……からいつも一緒にいたい、に変わってくるものです。
逆に共通する話のとっかかりもまったくないようでしたら、会話が盛り上がることなくそれ以上仲を進展させるのは厳しいのではないでしょうか。
そう、人は自分を似た人に好意を抱きやすい生き物なのです。
つまり、自分に似ているということに親近感をおぼえて「この人、自分と同じだ!」と警戒感を解くようになるからこそ、会話が続き親しくなりやすいといえるでしょう。
たとえば、同郷や同じ学校出身であれば過去の話から話題は広がるでしょうし、音楽やゲームなど趣味の話題はおそらくなかなか話がつきないでしょう。
それを皮切りに一度心の警戒を解いたら、共通点だけではなく自然と互いのことを話し始めてさらに仲は深まり、必然的に恋人関係へとなっていくことが多いのです。ゆえに、最終的には「似たもの夫婦」と呼ばれるようになるのですね。
相手に何でも話をできる仲。男女の在り方としては理想となる恋人関係ですね。ですが、どんなに他人からみても仲がいいと評されるカップルでも、最初からそうだったわけではありません。当たり前ですね、他人同士から始まり何かのきっかけで出[…]
ちなみに、自分達の優れている部分が似ているよりも、劣っている部分が似通っている方が相手を理解し、より親密になる傾向があります。
なぜなら、弱い部分が似ているということは相手の脆いところを理解しやすいので、互いに補い、フォローし合いやすく「この人は自分の理解者だ!」と思い、なくてはならない存在へと昇華されていくからです。
婚活でも有効!共通点を探して話題を振る!
まずは、自身の学生時代を思い浮かべてください。お読みいただいている方が学生さんでしたら教室の風景を想像してみてください。
クラス替えの初日、あるいは入学式の初日。周囲は知らない生徒だらけで、おそらく最初に話をするのは近くにいる生徒ではないかと思います。
しかし、半年もすればヤンチャグループ、部活に熱心なグループ、オタクグループなどそれぞれ考え方や趣味の似た人達のグループでよく話すようになっているかと思います。
おそらく最初に話していた隣や前後の生徒とは趣味趣向が合っていないのなら、挨拶程度の仲にしかなっていないのではないでしょうか。
さて、それを人生を共にする結婚相手を探す婚活に置き換えてみましょう。
婚活はまったく知らない男女が知り合う為の場であり、パーティーにしても婚活サイトの企画にしても互いに何も知らない同士のスタートで始まります。
これ、学生時代の初日の教室と同じ状況ですよね。
話題を探す為に相手の自己PRカードを見たり、条件を見たりと結局は当たり障りのない会話になることがほとんどです。
仮に条件だけを見た損得勘定のみで相手を決めてしまい、さして互いに共通点もないのに結婚にいたってしまったら……まあ、あまり幸せとはいえない生活になってしまうかもしれませんね。
婚活をしている人は世の中、結構多いのではないかと思います。自然な男女の出会いがなかった人が、出会いを求めるべく婚活サイトに登録したり結婚相談所に行ったりするんですよね。確かに、登録したとしても結婚できるという確証はなくお金だけ取られ[…]
ここで重要なのは半年後の教室です。
考え方や趣味が同じグループ同士って楽しいから集まっているんです。つまるところ、互いに共通するものがあるからこそのものです。
とすると、婚活においても相手との共通点を探し、ないのなら縁がないと早々に諦めて別の趣味や趣向が通じるところのある人を探した方が確度は高く、話しも合いやすいので交際にもなりやすいということではないでしょうか。
そう考えると、ただ会員数が多いだけの婚活サイトでむやみに探すよりも、職業が同じ者同士の婚活サイトや、オタク同士の婚活サイトなどの方が、早々に話も盛り上がりやすく、パートナーを見つけやすい傾向にあるのかもしれませんね。
自分がパッとした条件を持っていないと思っている人が婚活をするのでしたら、そういった趣味の一致などのサイトで探して「この人は!」と思ったら共通の趣味の話題を振ってみると発展する可能性が高いのではないかと思います。
まとめ
さて、似た者同士が恋人や夫婦になるについてまとめてみました。
実際、何らかの共通点があって恋人・夫婦になったという過去を持っている人は多いのではないかと思います。
特に何か助け合ったことがあるような男女は絆が強く、夫婦になってからも仲良く一緒に趣味をするなど幸福度も高くなるのではないでしょうか。
逆に相手の条件だけを見て、共通点も何もないとあまりいい夫婦関係は想像がし辛いでしょう。
結局のところ、似た者同士が一番合っていて楽しく過ごせるパートナーになるのではないかと思います。
本記事が何らかの参考になるのでしたら幸いです。