経営コンサルタントは役に立たない?口だけ人間を信用するな!

会社に経営コンサルタントって来たことないですか?

普通の会社でしたら、営業するのに相手の平社員から上に、あるいは課長や部長にコンタクトしてから徐々に売り込みをはかっていくものです。

ですが、経営コンサルタントは社長に直接コンタクトします。上から落としていくんですね。そして、社長と繋がっているので厄介なうえ、さらに経営コンサルタントって社員を、そして会社を潰す要因になることをご存じですか?

そんな管理人の経験談を今回は語っていきたいと思います。

本記事が多少でもお役に立てれば幸いです。

 

経営コンサルタントとは?

経営コンサルタントというのは、現在の資本主義社会の中で競争に打ち勝つ為に主に中小企業にアドバイスをする職業のことです。

多くの会社と付き合いがあるので、横繋がりで経営に関係のある会社を紹介してくれることもありますし、経営だけに限らず社員教育を任せることもあります。

【企業の問題を解決】

企業が抱えている問題を解決する為のアドバイザーとして、解決をはかります。

金銭的なやりくりの問題、経費の削減など経営者が余計だと思う問題を洗い出し、問題を解決する為のアドバイスをしてくれます。

【人を指導する 】

契約した会社の新人指導や、中堅社員の指導をおこなってビジネスマンとしての成長を促します。

大手企業でしたら、人事部がこれをすることができるのですが中小企業のような総務が人事部を兼任しているような企業であればそういった指導をすることができる人がいません。

そういった場合にコンサルタントが請け負って人の指導をするんです。

【ビジネスチャンスをつかむ】

世情を見据えた流れをコンサルタント会社は情報として把握しているので、ビジネスへの好機をつかんでいます。

そして、担当はそれに合わせて契約した会社へのアドバイスをしていきます。その時流に合わせた最適な行動を促すのです。

【会社の改革をする】

売れない会社から売れる会社にする為、会社が今現在売れない理由をピックアップしていきます。

そして、それを改善する為の改革を社長に提案していくんです。直接繋がっているのが社長の為、改革は容易にできるんです。そこで重要なのはコンサルタントと社長の信頼感かもしれませんね。

【業務効率をあげる提案をする】

どうすれば社員の業務効率をあげるのかを提案します。

時間の無駄であることや、売れない製品などの生産減少などを提言して業務の効率化をしていくんです。

人や製造の一日のキャパシティーには限界があるので、それを最大限に活かせるようにするんですね。

 

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経営コンサルタントは役立たず!

さて、経営コンサルタントのお仕事を紹介してきましたが、実際に彼らを雇ったらどうなのでしょうか?

ここでは、管理人が過去に経験した経営コンサルタントの酷さをお伝えできればと思います。相手は某コンサルタント会社の部長でした。

もちろん、彼の人間性ということもあるでしょうが部長にまでのぼった人ですので、これが経営コンサルタントの普通ということで理解をしています。

【膨大なコンサルタント料金】

経営コンサルタントは時間やプロジェクトによってコンサルタント料金がかなり変わってきます。

週一回のコンサルタント料金だけで10~20万円。しかし、経営コンサルタントは社長と繋がっており、あの手この手で関わってこようとします。

管理人が所属していた会社では結局のところ、月百万近く支払って年間一千万レベルに達していました。

ちなみに、業務改善は皆無。会社としても何かが変わった形跡は一切ありません。

そして年末などに配るビジネス手帳などを高額で買わされたりするんです。いつの間にか総額として安くはないお金を請求されることになるんです。

つまり、利益を上げる為に雇っていたはずなのに何も残らない無駄金を払わされ続けていたということですね。

【マニュアルでしか言えない】

基本的に、どこかで聞きかじったようなことしか言いません。ほとんどが日本経済新聞の受け売りです。

知っていてやらないのと、知らずにやらないのとでは大違いですが、誰でも知っているようなことをいかにも自分が教えているといった様子で告げてくるのです。

経営学の本を読めばどこにでも当たり前に書いてある内容をドヤ顔でいうのですから、指導されている方としては完全なマニュアル人間にしか見えませんよね。

マニュアルから外れた奇策といった手段はまったくなく、当たり前のことしかコンサルタントしません。新設のまったく何もできていない会社ならいざ知らず、歴史と経験のある会社にとってこれはまったく意味がありません。

教科書通りやって経営がうまくいくのでしたら、誰も経営で苦労はしません。

 

 

【従業員のモチベーションを下げる】

従業員指導と称し、多大なお金を要求したあげく管理人の会社では大不評でした。

なぜなら、コンサルタント会社の社長の自伝を買わされ、感想を書けだの朝見た日本経済新聞の内容を偉そうにご高説を垂れて「日本経済新聞くらいはとろう」と来るたびに言ってくるのです。

当然、会社の従業員というのはそんな意識高い系ばかりではありませんよね。そもそも、その偉そうな態度と上から目線にカチンとくるひとが大半でした。教える立場だとしても、最初からその態度はありえませんよね。

そして、社長にはコロッと態度を変えてよいしょです。自分の言っていたことと社長の意見が正反対だとすぐに180度変えるというミラクルもあり、失笑ものです。

最終的には会社の人事制度にも口を出し、絶対に給料が上がらない、むしろ下げるようなシステムを作ったことでベテラン従業員の大量退職を招いてしまいます。

結果、経営コンサルタントを雇ったことで従業員の著しいモチベーションを下げてしまったということですね。

【他人の不幸をビジネスチャンスとする】

2011年3月11日のことは多くの人が知っているかと思います。そう、東日本大震災です。多くの人が亡くなり、多くの人が不幸なことになりました。

そんな歴史に残る災害が起こったその約2週間後。彼はこういったのです。

「災害はビジネスチャンス」

だと。ええ、確かに何も感情のないロボットであればそういう結論に達するかもしれません。しかし、人間としてどうでしょうか?

大災害からたった二週間。被害状況がまだ騒がれている状態で嬉々としてそう言ってのけたのです。そういう部分はあるかもしれませんが、普通は口に出していうようなことではありませんよね。

経営コンサルタントの部長になったような人がそんなことを言うのだから、会社としてもそうなのかもしれません。

はっきりいって『人間のクズ』という評価が多くの従業員の中に生まれました。

普段より、雇用よりも人を削減していかに残った人間に重労働をさせて働かせるかを提唱していたので、全てではないとはいえ、そういう人間というよりも、そういう考えの人間が経営コンサルタントになるのかもしれませんね。

【理論が役に立たない】

ここまでで告げたように、基本的に経営コンサルタントはマニュアル通りの人間です。

指導を受けた人間が口を揃えて、

「あんなんで金貰えるなんて楽な商売だ」

というくらいです。もちろん、社会人経験が薄くわかってない人間には素晴らしく思えるでしょう。しかし、社会人経験を何年もしていればそういった経営関係の知識には大なり小なり触れるものです。要するにいつのまにかわかっている側の人間になっているんです。

そしてそれは、実際に苦労して手に入れた経験や知識ですので多くの分野でイレギュラーな事象にも対処できるものなのです。

経営コンサルタントのような広く浅いだけの知識で問題を対処できるものではないと言っていいでしょう。

全ての言葉が薄っぺらいのです。そんな薄い言葉の指導通りについていく人間はどれだけいるでしょうか?

それは経営理論にも同じです。従業員は『人』でありロボットではありませんよね。つまり、人の削減や経費の削減。そして顧客への値上げと仕入先の値下げ要求など言うのは簡単ですが、やるのは非常に難しいのです。

そして、その難易度の高いことをやるのは従業員であり、コンサルタントは偉そうに指示するだけ何もやりません。それが大企業であればブランド力でできることもあるでしょうが、弱い中小企業ではそう簡単なことではないのです。

まさに言うは易く行うは難しということわざの通りですね。

 

総じて言えることは、経営コンサルタントは会社を潰す可能性があるということです。高いコンサルタント料金・役に立たない理論・従業員のモチベーションの低下など会社の利益を上げるはずが、逆に危機を招くこともあるんです。

管理人が所属していた会社はこの経営コンサルタントとの契約を打ち切りましたが、利益が出るどころか何も変わらず高いコンサルタント料金と有能な従業員を失っただけという結果になってしまいました。

まさに口だけの人間を信用してやらせてみた社長の明らかな失敗例といっていいでしょう。

 

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まとめ

今回は管理人の所属していた会社で起きていた経営コンサルタントの事例をまとめさせていただきました。

もちろん、担当する人間にもよるのでしょうがそこそこ名の通った会社の部長がコレでは経営コンサルタント全体が同様のものだと思っても仕方ありませんね。

少なくても「二度と経営コンサルタントなんて役に立たないものは雇わない」という結論に会社としてなったことは間違いありません。

あくまで一つの会社の事例ということで思っていただければと思います。

本ブログが参考になれば幸いです。

 

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