副業としての稼ぎ方として『個人バイヤー』というものがあります。
基本的には個人で仕入れを行って日本のサイトなどで卸したり、特定の販売先があるのならそこに販売をする形となるものです。
今回は、そんな個人バイヤ―として海外から商品を仕入れるにはどうすればいいか?個人バイヤーになるにはどうすればいいか、ひとつの方法としてあげてみたいと思います。
本記事が参考になれば幸いです。
個人バイヤーとは?どのようにして稼ぐことができるの?
個人バイヤーとは、個人で安く買い付けて卸す仕事のことをいいます。
管理人のよくいくマルエツというスーパーでは、よく土日になると駅弁フェアをやっており、
「マルエツのバイヤーが北から南、全国の美味しい物だけを集めてまいりました」
という放送と共に全国(といっても各地の有名駅弁数種類程度ですが……)の駅弁が並べられて販売されています。
要はこのマルエツの買い付け専門の社員(バイヤー)が全国各地の駅弁のメーカーさんに交渉に行って販売権と仕入れを一時的に行う契約で関東各店舗のスーパーに並べられるようにしたのではないかと思われます。
さすがに企業程の資金力はないでしょうからこのような派手なことは難しいでしょうが、個人バイヤーは規模が違えど安い物を探して欲しい人に手数料をのせて提供するというやり方は同じとなります。
ちなみに、国内で古本や限定品などを購入して販売するのは『せどり』と呼ばれている安く買って高く売るという商売の基本となる転売による収入の得方となります。
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ですので、ここでいう副業としての個人バイヤーは主に、海外に直接行って現地の安い物を買いつけて国内で卸すという仕事のことです。
最近では、海外のオンラインショップで購入して転売するという海外買い物代行が増えています。
こういった日本にいながら個人で海外製品を売買する副業を『輸入ビジネス』といいます。
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これが意外と稼げるもので、そもそも日本人は海外のショップから買うことに非常に抵抗感をかんじる人が多い傾向にあります。
そこにビジネスチャンスがあり、日本では完売しているものや流通していないもの、海外ならではの商品などに魅力を感じて欲しがる人が大勢いらっしゃいます。
そんな売れそうな海外商品を自身の作ったネットショップやAmazonへの出品、あるいはヤフオクやメルカリなどで利益をのせて販売するという手法が一般的でしょう。
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ちなみに、あくまで買い物代行としての立ち位置のみで仕入れをおこなわず、注文が入ったら海外サイトから取り寄せて発送するという方法も人気となっています。
個人バイヤーはどうやって始めればいいの?
個人バイヤーのなり方、やり方は人それぞれで仕入れのやり方から販売方法まで千差万別となります。
最近増えている自身で仕入れをして在庫をもたず、買い付け代行のみでおこなう場合は、
- 日本で人気のある海外商品をリサーチする
- 海外のオンラインショップで販売されているかの確認
- その商品を国内にある海外通販サービスに出品
- 注文が入ったら海外のオンラインショップから取り寄せ
- 発送を完了させたら、指定された日に入金
といったプロセスで利益を生み出していくというわけです。
この辺りの仕入れ方法や販売方法も人によって違ってきており、
- 海外旅行や海外出張のついでに売れそうな物を購入して、日本国内で販売する
- 海外の現地まで行って、インスタグラムなどのLive配信機能を使って手数料をとりつつ、視聴者に欲しい物を選ばせる
- 海外に友人がいれば、直接現地の物を買って送ってもらい販売する
- 現地の人をバイヤーとして雇って報酬と引き換えに買い付けて送ってもらい利益をのせて販売する
などといった利用できる人脈や機能、スキルなどを活かして始めて成功し、月に数百万レベルで稼いでいる人もいます。凄いですよね。
ですので、肝心なものはいかに仕入れるかということ、それと売れる海外商品を見つけられるかということになるでしょう。
なお、国内のオンラインショップでは通常は在庫のない商品の販売は認められません。
ですが、自身が作成したネットショップでなら販売は自由ですし、買い物代行ということであれば顧客の代わりに海外商品を購入する行為としてBUYMAなど一部の海外通販サービスでは認められていますので、ちょっと探せばすぐに見つかるでしょう。
ちなみに、アメリカのネットショップなどを利用して輸入するとしたら、下記のような配送サービスもあり個人バイヤーがよく利用している手段のひとつとなっています。
これからちょっとやってみようかな、と思う人は参考になりますのでぜひご覧ください。
輸入転売用荷物を日本に発送! |
必要なスキル・資格は?
さて、個人バイヤーをやるためのスキルや資格ですが、特別なにか必要であるということはありませんし、十分に個人でできる範囲ではないかと思います。
しいていえば、行動力があり海外のショップや現地に行って購入することに抵抗がない人というのが個人バイヤーを始めるにあたっての資格と言えば資格かもしれませんね。
加えると、英語もできた方が望ましい程度でしょうか。
いまや海外サイトも購入だけなら『Google翻訳』さえあればまったくもって事足ります。
あくまで現地で直接購入する場合に英語というスキルが必要なだけで、最悪は翻訳機なども進化しているので簡単に通常会話をすることくらいは可能です。
ボタンひとつで『日本語』で外人と話ができる! |
身構えなくてもインターネットの時代であることと、翻訳機などがあることから意外とハードルは低く海外商品仕入代行業(個人バイヤー)を始めることはできるのではないかと思います。
なお、初心者はいきなり需要などがわからないのに人の体型によって違うサイズが多くある服や、価値がよくわかっていないヴィンテージ品などから始めるのはやめた方がいいでしょう。
最初は無難な帽子・靴・アクセサリーなど送料が低めの小物から始めると売れやすく、販売の感覚も掴みやすくなります。
日本とは物価も違うので、現地の標準価格が仮に1ドルでも日本での販売価格は1000円などといったことはよくあることですので、売れ筋など見極めをつけられるようになると利益が自然と増えてきます。
ただし、注意点としては海外で一番安い輸送方法は船便となりますが、到着までに数ヶ月から半年単位でかかってくるのはザラです。
そして急ぎの場合は航空便かチャーター便になるのですが、荷物の重量やサイズにもよりますが結構いい金額がかかってしまいます。
自分で行って買い付けて持って帰るのならいいですが、送りとなりますとこの辺りは事前にちゃんと把握しておいた方がトラブルを防ぐという意味でも無難でしょう。
報酬額:1個 1,000円以上
月収:0~100万円 人によっては月間数百万円以上稼ぐ人も
労働時間:仕入の方式による 現地買い付けなら数日 オンライン上のみなら数時間程度
働ける時間帯:24時間いつでも
まとめ
さて、個人バイヤーの副業について話をしてきました。
グローバル化の時代になり、比較的簡単に海外の商品を輸入できるようにはなりましたが、日本人はまだどうしても海外から買うのに抵抗をもつ人が多いようです。
昔に比べたら、副業としてやっている人は増えたようですが、国内転売の『せどり』の方が簡単だと考えて意外とまだ直接輸入して販売をおこなっている人は少ないのかなと思います。
つまり、うまくやればライバルも少なく大儲けできる可能性が全然ある副業ではないでしょうか。
やってみようと感じたのであれば、ぜひ自分に合う副業であるかチャレンジしてみてください。
本記事が参考になれば幸いです。