ヒータ断線警報とはなに?初心者用に機能の基本的仕組みを解説

温度に関わることで、必ず使うのが温める部品であるヒータです。家庭でもガスコンロではなくシーズヒータを使ったコンロがあるかと思います。

このヒータというのは身近なところに熱を発して温める為のものとして存在します。

これが大型の生産用設備にも搭載されているのは当然として、自動化されていて人の確認がないうえで熱を出さなくなり長々と気付かなければ不良品が増えるだけですよね。

そんなときの為の、ヒータ断線警報という機能を今回はご紹介します。

これが参考になれば幸いです。

 

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ヒータ断線警報ってなに?

ヒーター画像

さて、物を過熱させる為の部品であるヒータ。路上に埋め込んで雪を積もらせないようにしたり、ガスコンロの代わりにしたり、冬場の電気ヒータとして使うことなどでよく見かけるかと思います。

しかし、このヒータは消耗品となり使えば使うほど劣化していき、いずれは使えなくなっていきます。

ただ熱が上がりきらないだけならまだしも、何らかの要因でヒータの中の線が切れてしまったらどうでしょうか?

先の例では、雪が積もっちゃいけない場所だから路上にヒータを埋め込んでいるのに、ヒータが断線したら積もってしまいますよね。

加熱と冷却を繰り返す装置に使われていたとしたら、冷却ばかり動いてとんでもないことになってしまう可能性もあります。

だから、その安全装置としてヒータ断線警報というものがあり、ヒータ断線警報器というものが存在するのです。

読んで字のごとく、ヒータ断線警報という機能はヒータが断線した際にその状況をキャッチしてリレーなどの接点を入れて警報などを発するものです。

 

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さて、本当にこれだけの説明しかしなくて済むくらいヒータ断線警報というものはシンプルなものです。

とはいえ、それだけいわれても納得しかねるかと思いますので、その仕組みを下記で説明します。

 

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ヒータ断線警報の仕組み

制御場の画像

ではシンプルな機能ながら、どういう仕組みでヒータ断線警報が発せられるのかを説明していきましょう。

実はヒータ断線警報器とヒータの他に、もう一つ必要な部品が存在します。

それは、CT(カレントランス)というものになるんです。形としては、下記の図のような形をしています。

取得するアンペア数によって大きさは変わってくるのですが、一般的に使われる20A程度のものであれば4~5センチメートル四方といった大きさでしょうか。

本当に見た目は樹脂の変な形をしたものだな、というようなものですが中身はコイルの塊のようになっています。

実はこれが重要部品でして、穴の部分に交流電流の流れている線を通すことで、導線に磁界が発生し、先端から流れている交流電流と同様の値が出るようになるのです。

要するに、ヒータとヒータ断線警報器を繋ぐ役割を持った部品です。これがないと機能を使うことはできません。

なので、繋げてみるとこんな感じになります。

①ヒータを加熱させるための電源線にCTを通します。

②磁界が発生してCTの先端から出てきた交流電源をヒータ断線警報器に入れます。

③ヒータ断線警報器は現在の流れている交流電源から電流値(アンペア数)を求め、それを計測します。

④断線して設定したアンペア数を下回ると警報を発することができます。

といった具合の流れと仕組みがヒータ断線警報の仕組みとなるのです。この際、ヒータに流れる電流が小さすぎる場合はヒータ断線警報器側で正確に取得できないことがありますので、その場合はCTへの貫通回数を増やすことでアンペア数が2倍、3倍となっていきます。

ヒータが断線したら当然ながら流れる電流もストップし、それを感知するだけというものなので難しくはないかと思います。

ただし、流れているのはあくまで交流電流ですので配線の際は気を付けてください。

 

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おまけ:ヒータ断線警報使用設定例

条件:

①ヒータ断線警報器では特定のアンペア数のスパンで計測することができます。ここでは、0.0~20.0Aの仕様のものと仮にさせていただきます。

②上記の図のように設定した時に、警報器側で表示されるアンペア数が通常の基準値となります。ですので、8.0Aが通常流れていると仮定します。

③ヒータ断線警報器側の設定値は半分の4.0Aとします。時間は1分です。

問題:

この場合の設定で動かした場合、警報として出力されるのは何アンペアでしょうか?

回答:

といっても、簡単ですよね。設定した4.0Aを下回った時が回答です。

なぜギリギリの7.0Aとかにしないのか?と疑問に思うかもしれませんが、このアンペア数ってふらつくんです。

だって、温度調節する制御機械側でヒータの制御をするのに小刻みに電源のオンとオフを繰り返すんです。ふらつかないはずがありませんよね。

そして、③で1分という時間を設定しました。これも重要です。

要するに正確な答えは、設定した4.0Aを1分以上下回った時という形になります。

「こんなに長い間、電流が入ってこないのはおかしい!」と機械が判断する設定時間が1分ということです。

ですので、普段流れているアンペア数の半分くらいに設定しておくのが無難な数字ではないかと思います。

 

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実は温度調節計で買った方が安い?ヒータ断線警報器の不思議

疑問女性

さて、ここからは余談になってしまうのですがやりたいことによる仕様と値段によってはヒータ断線警報器を単体で購入しない方がいいことがあります。

なぜなら、温度調節計にどのメーカーもオプションとしてつけられるからです。

ヒータを使うということは、温度調節もするということですよね。ならば一緒に機能としてついていた方が安くなる場合があるんです。

ヒータ断線警報器もメーカーや仕様によってまちまちですが、これ単体で購入しようとしたら見積額が予想以上に高かったということがあります。

温度調節計一台で温度調節とヒータ断線警報の機能がまかなえるのなら、と試しに見積依頼をすることもあれば、リスク分散の為にやはり分けて使いたいという人もいるんです。

この辺りは、人や会社の考え方になってくるでしょうが場合によっては温度調節機能を使わずに、ヒータ断線警報器という扱いで温度調節計をオプション付きで購入して使う人もいるんです。

あくまで場合によりけりですので、仕様によっては安くなることもあるし、スペースなどの関係で2台より1台にまとめた方がいいかもという話です。

100台とか台数がまとまるようであれば、温度調節計のメーカーも安くしてくれるはずなので、交渉してみてもいいのかもしれませんね。

 

 

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まとめ

さて、ヒータ断線警報についてまとめてみました。

基本的にはこのように配線して使うもので、CTというものが重要な部品となっています。

仕様として信頼できるのは、Omron製のものではないかと思います。ブランド、会社の大きさとしても申し分ないのでオススメです。ただ、物によっては高いこともあります。

これが参考になるのであれば幸いです。

 

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