ひょっとしたらこれを読んでいるのはいままさに、いじめを受けている生徒さんかもしれませんし、子供がいじめられて苦しんでいる親かもしれません。
もし、いじめをしている人間が読んでいるのだとしたら、あなたは最低です。本記事のように法的な対応を迫られるリスクを覚悟していますか?
いじめは学校単位・生徒同士ではどうにもできません。特に学校は隠ぺい体質ですので役に立ちませし、いじめをする側が悪いのは明確です。ですのでどうせ引きこもったり自殺してしまおうと考えるくらいならちょっと待ってください。
そんな相手は正攻法で法的に徹底的にこらしめてしまいましょう。本記事は相手がいきすぎた過度ないじめを行う相手を対象にしています。無視など、法的手段に取れない場合は難しいのでご了承ください。
いじめを受けている誰かの助けになるのでしたら幸いです。
いじめをする人間の心理
人というものは裏切るものです。たとえ仲がよかった相手でも、ささいなことで亀裂ができたり、強い人間に媚びたり、不良に憧れるなんていう間違った道に走っていつの間にか『いじめ』をするようになってしまう人がいます。
被害者にとってはたまったものではありませんが、加害者はいじめている感覚なんて基本的にはありません。あげるとすればこのような感覚でしょう。
【楽しいから】
人間として最低の理由ですが、他者が苦しんでいることや困っていることを楽しむ人間が一定数います。結果的にそれがいじめになってしまうのですが、おそらく本人にその感覚はないのでしょう。
虫を殺して楽しんでいる子供のまま成長していないのかもしれませんね。
【集団心理】
皆がやっているから自分もやってもいい。皆がやっているから正しい。そう間違った解釈をしていじめの集団に手を貸すことでどんどん規模が大きくなっていき、いずれ集団でのいじめに繋がっていきます。
おそらくわずかながらの罪悪感はあるでしょうが、集団側につくことで自己肯定をしているのでしょう。これも自分という主体性のない性質が悪い最低の行動です。
【見下す】
本来、人と人は平等であり、ましてや学生においては学業の差はあれど『生徒』という身分は同じのはずです。ですが、自分が身体的優位。学力的優位に立っていることでくだらない優越感に浸り、他人を見下すことがいじめに繋がるのです。
性格が悪いけど、頭がいい分タチが悪い人間っていますよね?そういうタイプではないでしょうか。
【差別】
背が低い、火傷がある、身体的に劣っている。そんな他人の欠点を勝手に嫌っていじめをする酷い人間がいます。特に中・高校生では多いのではないでしょうか。
そういう人間は、そういう固定観念にいるか、あるいはそれを大義名分に『いじめを楽しむ』タイプかもしれません。いずれにしてもかなり最低の人間なのは間違いありません。
【大義名分を語る】
他者の一度だけの失敗などを上げ連ねて、いたぶってもいいという人間がいます。本人は大義名分のつもりでしょうが、失敗をしたことない人間なんてこの世にいません。
自分勝手な理由で他人を貶めているだけなのです。しかし、こんなのでもいじめに繋がってしまいます。
【ストレス発散】
学校というのは狭苦しい世界です。勉強やテスト、受験などでストレスが溜まり、それの発散源として他者を攻撃し始める人間がいます。
抵抗できない優しい人間こそ、このくだらないストレス発散の餌食にされてしまうことがあります。これまた最低な人間ですね。
【暴力的】
本人に悪気は一切なく、ただ暴力的な人間がいます。特に体格だけが成長して頭が成長していない学生はそうでしょう。
そういったのは大抵取り巻きがいて、そいつらがターゲットにされた相手に陰湿なことを始めて大きないじめへと発展してしまうことがあります。どういう家庭環境であればそんな暴力的、陰湿的になれるのか知りたいところですね。
【性格】
もう、これは矯正もなにもできないかもしれませんね。元々の性格が陰湿的でねじ曲がった人間が自分より弱い相手に自身が優越感を得たいが為だけにいじめを始めるのです。
罪悪感はないのでしょう、そういう『性格』なのですから。その腐った性格と根性は社会に出て欲しくないですね。
まだあるかもしれませんが、大抵がこのうちのどれかが加害者としていじめを行っているのではないでしょうか?誰かが声をあげても、その誰かが今度はターゲットにされていじめを受けてしまうという事例もあります。
「みんな、仲良く」「いじめは悪いことだ」「いじめはやめなさい」と耳障りのいいことだけを言って何もしない教師。そんな言葉でいじめがなくなったら苦労しませんし、いじめ被害にあっている人も追い込まれたりはしません。
世の中、大事にしたくない大人が多いのでいじめられている子供自身が助かることはなかなかできませんし、できないでしょう。
絶望して「大人は偽善者」と考えている子もいるのではないでしょうか?加害者ばかり擁護して被害者は守ってくれないと。社会って声の大きい方が結局強いんです。そして、大人は責任を取らされるのを嫌がるんです。
いじめをした加害者も未来ある若者?人権に訴えてもみ消す為の常套句ですが、ふざけるんじゃない。
いじめという軽い言葉ですが、加害者は犯罪をおかしたり他人の人権を無視した人間なのに間違いはありません。
ならば、自分で動いて『おおごと』にしてやるのはいかがでしょうか?被害者だけが損をするなんてズルいと思いませんか?
それも、『正攻法』で『徹底的』にです!いっそ相手を退学に追い込むくらいの気持ちでやってしまいましょう。
ここからは、その方法のアドバイスとなればと思います。
正攻法で徹底的に戦う!
陰湿ないじめを受けたからって、同じやり方をしてしまったのでは相手と同じ土俵に乗ってしまいます。
いじめというものは、社会に出れば『犯罪行為』とさして違いはありません。そして、学校の中という狭い世界だけではなく、いじめを受けている方も社会の枠組みの一員なのです。
未成年だから未来がある若者?犯罪者の未来なんぞに遠慮する必要はないのです。なので、いじめという行為があるのなら最終的にすることは一つです。
【警察に通報する】
これが最大の解決法です。部活の大会前や受験シーズんにやるとより相手へのダメージを高く与えることができるでしょう。ただし、ただ訴えるだけでは警察もさして動いてはくれません。
ですので、まずは相手の普段からいきすぎたいじめという行為がなければいけません。
まずは、犯罪になりえる証拠集めをしましょう。以下にある行為がおこなわれたことがあるのでしたら立派な犯罪行為ですので、最終的に被害を訴えることができます。
・暴力をふるう
殴られただけでも暴行罪。怪我をするようでしたら立派な傷害罪に相当します。障害の場合は病院に行って診断書をもらうとさらに強いですね。
第三者が見ているのでしたら、証言者になってもらえることもできます。普段から録音でもしておけば、より証拠固めとなるでしょう。
いまはこんなボールペン式のレコーダーもありますので、ご参考ください。
・物を盗られる・隠される
こちらは窃盗罪が適用されます。その際に暴行を受けたのでしたら、強盗といっていいでしょう。重罪です。
特に財布や金品を狙われたら即『110番』して問題ありません。正式な犯罪行為です。教師などを通すと曖昧にされてしまうので、容赦なく警察に通報して被害届をだしましょう。
・物を壊される
ノートを破かれたり、大事にしているものを壊されたりしたのでしたら器物破損が適用されます。
やられたらすぐには捨てないで、悲しいでしょうが証拠として取っておきましょう。相手の指紋も検出されますし、十分な証拠となりえます。
この他にも、身体的な被害や物損被害がある場合や、状況によってはうつ病になるなど精神的被害でも相手を訴えることが可能です。
重要なのは、まず開き直ることです。いじめによって追い込まれてしまったのなら、周囲からどう思われようが関係ないはずです。ただし、犯罪行為だけは絶対にいけません。
あくまでルールに則って正当にやったことの罰を受けてもらうのです。それが本来の社会のルールなのですから。
もしこれを読んでいるのが親御さんで困っているのであれば、いじめ調査やいじめ対策を専門としている探偵会社などもありますので、相談だけでもしてみるといいかもしれません。
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穏便に済ませたい
加害者と被害者の構図ができている以上、『穏便』に済ませることはかなり難易度が高いでしょう。
それでも相手を恨まず、穏便にしたいという心優しい人でしたら仕方ないですし、頑張って欲しいです。
そういうときは、自身で解決するのは難しいので人を頼るしかありません。
【親や兄・姉に相談する】
最終的に一番信用できるのは家族です。恥ずかしいとか、迷惑をかけたくないとか思わずに相談してみましょう。
ひょっとしたら、逃げるが勝ちということで転校を考えてくれるかもしれませんし、学校に直談判をしに怒鳴り込んでくれるくらいはしてくれるかもしれません。兄や姉がいるのなら先輩なのだから適切な相談にのってくれるかもしれませんね。
頼るのは教師からではありません。家族です。ただし、相談して家族が頼りなかったり「我慢しなさい」と味方にならない場合は早々に諦めて次の手を考えましょう。解決の一手にはなりません。
【先生に相談する】
正直、学校の先生というのは社会経験もなければ、自分の保身が第一の事なかれ主義の人間が多いです。加えると頭だけよくてトラブルからは逃げたり何もできない人が多いでしょう。
なので、相談をするのでしたら頼りになる先生を選びましょう。人気があり、生徒に熱心な先生にまず相談するのがいいかもしれません。
おそらく、担任の先生に相談するのは無意味です。仮にも一クラスの教師ですからいじめのことなどすでに気が付いているはずなのに動いていないという立場なのですから。
その場合は親同伴で、有無を言わせないようにしましょう。たまに加害者擁護の最悪な担任もいますので、見極めは必要です。
【校長先生・教頭先生に直談判する】
生徒だけでは難しいかもしれませんが、いじめの証拠を集めて学校の最高責任者に直談判しにいくのは有効です。一教師レベルでは有耶無耶にするかもしれませんが、校長先生・教頭先生の影響力は強いものです。
親同伴でしたらなお、いいでしょう。相談の実績を録音として証拠を残しておくのもいいでしょう。
彼らは問題があったとき(いじめ被害者が自殺してしまった時等)に相応の責任を取らなければならないので、そうならないよう解決に導いてくれるかもしれません。
【教育委員会に訴える】
もし校長先生や教頭先生が対応してくれないようなことがあるのでしたら、録音や証拠を県の教育委員会に送り付けて「動かなければ同じものを警察やマスコミにもっていく」と添えれば彼らもメンツがあるので、動いてくれる可能性が高いです。
この場合、穏便にとは済まないかもしれませんが警察に訴えるよりは平和的解決が望めるでしょう。
あくまで最終手段です。
【第三者に入ってもらう】
叔父や叔母、イトコや近所で昔から付き合いのあるお兄さんなど信頼できる第三者に相談してみましょう。
意外と別の解決策を考えて導いてくれるかもしれません。学校が敵でも、その人たちは敵とはなりえません。むしろ、困った時に力になってくれるでしょう。
【友達に相談する】
数は力です。もし、全体ではなく一部のいじめ加害者だけがいじめを行っているのなら、「助けて」と訴えて皆に味方になってもらえれば心強いですよね。
人間は個々を攻撃できても、なかなか集団には手を出せないものです。仲のいい友達が何人もいるのでしたら、守ってもらいましょう。
【子供SOSに電話する】
いじめ、不安、悩みなどを相談する窓口に電話してみましょう。正直、対応の良し悪しは出てくれる担当者しだいですが、かなり信頼がおける相談窓口のようです。
本当に困ったら電話してみてください。
『0120-007-110』
【本を読む】
いじめが社会問題となっている時代ですので、本はいくらでも探せば売っています。
いじめから身を守る方法のヒントもあるかもしれません。すぐに解決に導くものではないかもしれませんが、どう自分が動くのか。その考えを本からもらいましょう。
まとめ
いじめられた時の強固な対策、それと穏便な対策をまとめさせていただきました。
いじめを受けた時に、いつかおさまるだろうと我慢をするとさらに追い込まれてしまうことがあります。
ですので、必ず追い込まれる前に行動をするか相談をしましょう。それがいじめから身を守る方法へとつながるのです。